曇り空と光と安堵

主にゲーム中心の雑記&日常 (ものによっては攻略も)

シーズン23 各時空を統べる6英雄達

覇者から6英雄中2名が加入し、兵研究は順調に進み、探索やクエストも良い感じに進んでいる。開始直後は少々出遅れたものの滑り出しは良い感じ。

 

しかし、総合時に備えて残しておいた黒合成カードと白合成(実質タダで貰えた布袋とお登勢)は尽く失敗し全滅。虹が数人付いた程度で良い結果を出せないまま終了してしまった。覇者で白が3人も出た反動だろうか?

 

というわけで、今シーズンを統べる新たな英雄6名は今までの覇王伝の流れ通りの選出になったと思う。前回が全体的に濃すぎた・女性が一人しかいなかったのが不評だったんだろうか。

 

時空覇王伝 公式サイト -育成型戦略シミュレーションブラウザゲーム- by ASJ

 

黒時空=タマル 出自:美女

陣形=極偃月9

細川ガラシャの「神への祈り」の効果倍率を少し減らした代わりに兵損失軽減効果を付けたような性能で、補助系寄り。

戦力強化要素こそないが、相手の戦力強化系スキル弱化効果はインフレ化が進んでいる近況では有効な対抗手段となりうる。

前シーズンで戦力弱化系スキルへの対抗策として白ミケランジェロが追加されたが、タマルのスキルは相手のスキルの効果を弱めるタイプなので(少なくとも説明文を見る限りでは)その影響は受けないのもありがたい所。全軍に効果があるので、連合軍戦や敵本営攻めで用いれば強力。

兵損失軽減効果も地味ではあるが、便利で汎用性が高いことには変わりない。

中衛SSかつ陣形の大将配置も中衛なので総大将起用としても打ってつけ。対人戦では総じて使いやすい英雄と言っても差し支えないことと思う。

 

藍時空=足利尊氏 出自:日本中世

陣形=極竜渦9

・性能的には前シーズンのリチャード1世と同タイプで攻防力強化倍率が高い。これよりも倍率の高いユニークはあるものの、一軍効果だと思えば十分な倍率と言って良い。

そして注目すべきは、相手の城郭スキルの発動を阻止するという初の城郭無効化効果。ノイ城やウォー城が猛威を振るう中で投じられた有効な対抗策。

・・・と言いたいところだが、説明文だけだとこの効果の発動条件と処理が不明瞭。「建武の乱」が発動した上で1/3の確率で発動するのか、それとも城郭無効は発動に関係なく行われるのか確証が持てない。「発動に関係なく」の記述がないので恐らくは前者じゃないかと思われるが、だとしたら城郭スキル対抗策としての重要度は期待するほど大きくはないかもしれない。

良くも悪くも城郭スキル無効化の仕様によって評価が大きく変わりそうな英雄と言える。それでも攻防力強化倍率の高さは優秀なので、強い英雄であることはまず間違いない。

 

黄時空=アトゥム 出自:神話

陣形=極車掛9

・妖術含む戦前損失系スキル以外の戦闘スキルの効力を強化する効果。当然強化倍率の高い英雄と同時起用することで非常に強力な効果となる。

ただ、これの適用範囲がどこまでなのかが不明瞭。攻防力UP・陣形力UP・兵数UP等どこまで適用されるのかによって評価が変わることと思う。

兵士を新たに生み出す・復活させるという記述がやや回りくどい感が否めないが、実際には呉起やイーリスのものと同じ処理と考えて良いものと思う。損失そのものを軽減することは出来ないので、兵を削られた際にはポイントを多く与えてしまう代わりに戦闘後に半数以上の兵が戻るので継続戦闘時や探索・制覇戦などで大いに役立ってくれるだろう。

以上のことから戦闘系スキルの強化対象によっては戦力向上に絶大な効果をもたらしてくれる可能性がある。その性能から前述のタマルとはある意味対照的な存在だと言えると思う。

 

赤時空=アマテラス 出自:特殊能力

陣形=極車掛9

・蓄積している疲労の軽減効果という天空系とは似ているようで異なる効果のスキル。「天空の音楽」等が受ける疲労を軽減してくれる効果なのに対し、こちらは受けている疲労そのものを除去するタイプのものと見て良いと思われる。

最大20%減少と記載されているが、これの処理が「蓄積している疲労の数値から最大20%分(単純計算で50蓄積していたらそこから20%=10減らす)なのか、「蓄積している疲労の数値からまるまる最大20%分(50蓄積してたら20減らす=30になる)」なのかはっきりしない。

前者の処理だと疲労除去という今までにない効果でありながら期待するほどの効力は発揮出来なさそうな印象を受ける。天空事故等によって大敗した場合は一回の攻撃であっさりと全員が病院送りにされるケースも珍しくないので、そういった意味でも微妙な評価を下されそうな予感すらある。

一方で攻防力を減らせる効果はエカテリーナやジェロニモと比べると効果倍率が低めではあるものの、それによって敵の攻撃を抑えられる=相対的に疲労を受けるリスクも減らせることを考えると上記の効果とかみ合ってはいると思う。

疲労除去効果の計算処理方式次第で評価が割れそうな英雄。なお、上記のアトゥムと被る為か出自が特殊能力である点に留意した方が良い

 

追記:疲労除去効果は蓄積している疲労値から最大20%分減らす仕様になっている模様。検証回数がまだ少ないので確証は出来ないものの40ほど疲労が溜まっている状態で「天の輝き」が発動したら、約32ほどに減少していた。

この効果だと連合戦で相手が圧倒的戦力差を持っていると、疲労除去する前にこっちが怪我してしまうケースの方が多くなりそうな予感・・・怪我回避スキルと組み合わせて使ってみる?

あと見落としていたが、何気に6英雄中唯一無効化回避効果(無効化スキルからの保護)が付いていない。そのためアリストテレスやゼウスのスキルがヒットすると阻止されてしまう。意外と見落としがちなので注意。一軍へ無効化回避効果のある英雄と同時起用することを推奨。

灰時空=馬超 出自:三国志 

陣形:極竜渦9

ここにきてようやく白英雄へと昇格出来た蜀の五虎大将軍の一人「馬超」 黄忠「ワシのホワイト化はまだ~?」

山川越え速度UP効果に兵数増加・攻防陣形力上昇。ほぼ張飛の上位互換といっても差し支えない性能に仕上がっている。

上記の英雄達と比べると地味な印象が否めないが、シンプルな分安定感と使いやすさは6英雄の中でもトップクラスで純粋に強い英雄と言っても過言ではないと思う。

兵数増加倍率がハトシェプストよりも高く、全軍拡散効果こそないものの孫策をも上回る効果は特筆もの。郭嘉黄月英のスキルと合わされば脅威的な兵数増加が見込めるだろう。

そこに自軍の陣形力を強化する効果まで付いているのだから強くないわけがない。兵士攻防力は陣形力の影響を受けるおかげで陣形力強化系スキルと相性が良い。攻防力強化倍率の高い英雄と同時起用すれば攻防力への不安もカバー出来る。

欠点らしい欠点もほぼなく、安定感に関しては間違いなく6英雄中1番。強いて欠点をあげるとすれば前衛SS適性が所持している陣形とかみ合っていないこと・車掛自体が陣形スキルとしては有利を取りづらいことくらいか。総大将起用だとせっかくの前衛SSの恩恵を得られないのは残念な点。

なお、6英雄中唯一全軍一つ発動制限もないので、初心者~上級者と誰が引いてもハズレはない英雄と思って良いだろう。

紫時空=ロビンフッド 出自:西洋中世

陣形=極偃月9

一軍に戦前損失・奪った分ロビン本人の兵数上昇という記述だが、実質的には兵裏切り・反射効果と同等なのではないかと思われる。

が、戦前損失扱いだと当然戦前損失軽減系スキルで阻まれてしまうので、軽減された分は当然兵士も奪えないだろうからそう考えると強そうで微妙な印象を受ける。

ロビンと同じ衛の英雄が全衛戦闘を行えるようになるので上手く発動すれば逆転出来る可能性もあるが、相手が格上だと兵損失も大きくなるので下手に発動すると自分の首を絞める結果にもなりかねないため癖が強い性能である感は否めない。

ユニークスキルに若干癖があるものの、速性がSSなので運用するのであればその速さを活かしたスキル構成にすると良いかもしれない。最速部隊を目指す際には重宝する可能性がある。

余談だが、イラストのポーズがS9版とほぼ一緒。

完全一致

 

全体的に見るとスキルの説明文がやや回りくどい言い回しになってたりイマイチ効果が分かりづらい記述になっていることもあり、実際に使ってみないと強いのか弱いのか判断しづらいものが多い印象を受ける。

尊氏やアマテラスは今までに類を見ないタイプで意欲的ではあるのだが、説明文だけでは効果のほどを想像出来ないこともありどうにも信憑性に欠ける印象が否めないのが私的な感想。

強さと安定性で言えば一番使いやすいのは間違いなく馬超・次点で中衛SSと所持陣形が見事に噛みあっているタマルだろうか。この2名に関してはとりあえず引いて役立つこと間違い無しと言っても良いと思う。

時点で足利尊氏とアトゥム。ユニークの使用感にもよるが、尊氏の攻防力強化とアトゥムの兵復活効果は間違いなく便利だし安定して使いやすいことは確か。

逆にやや癖が強くて見劣りしがちなのがアマテラスとロビンフッドか。弱くはないのだが、他の英雄と比べると突出した強さというわけでもない・・・と言った印象。特にアマテラスはスキルの仕様によって評価が左右されそうなタイプではないかと想像。

 

いずれも今期で追加された9陣形持ちで、それ故にコストも9になっている。その点を留意しておくことを推奨。でないと軍編成時にコストが足りずに「あれ?なんでコスト足りないの?」という事態になりかねない。コスト1の差は小さいようで意外と大きいのだ。

 

 

 

今期はシーズン開始時点で半数の3名が我が家に加入して下さいました。アマテラスと馬超は先述の通り覇者から、タマルは特別召喚1回目であっさり加入してくれました。女性陣2名と安定感随一の馬超を迎えることが出来たのは非常に幸先の良さを感じる。まぁ前期の特別召喚ガチャが当たり0とあんまりな結果だったので、むしろもう一人くらい加入してくれても罰は当たらないはず。

 

残りの3名も加入してくれたらありがたい面々ではあるので、狙えるなら狙いたい所。次点で欲しいのがアトゥム・あとの2名は欲しいが無理に狙うつもりはない感じで。

 

これで黒スキルが付いてくれたら言うことなしだったんだけどねぇ・・・

前期は何度も述べた通り全体的に疎かにしていたシーズンだったので、今期は前期より良い結果を出せるようなシーズンに出来たらと思う。