曇り空と光と安堵

主にゲーム中心の雑記&日常 (ものによっては攻略も)

HCプレイ日記 終 ラスボス最終決戦

いよいよ残す所最後の戦いを残すのみとなった。この後クリスがミランダと最後の決着をつける・・と思いきや?

 

場面変わって再び操作キャラはイーサンに戻る。川辺と思しき場所で目を覚ましたイーサンは寒さに身体を震わせながら足を進めていくが・・・ある程度進んでいくとイベントが発生。そこには・・

 

※ネタバレ

この場面は所謂精神世界でのイベントシーン。ある程度進んでいくと前作のラスボス「エヴリン」が出現(黒ワンピの少女姿で)ここで衝撃の事実が明かされることになる。

なんとイーサンは前作7の時点で既に一度殺されており(ジャックが精神世界で「殺したかったわけじゃない」というセリフもそれを示唆していた?)死んでいたが、特異菌によって蘇生しており特異菌の適合者であった。

今まで冗談半分で人間やめてる・主人公がBOWと言われてきたのがある意味現実となってしまった瞬間である。回復薬をかけるだけで腕を接合したり普通の人間ならまず生きていられない・まともに動けるはずがない状況でも難なく動けたのも頷けるまあそうじゃないとゲームにならないし

ドミトレスク夫人が血を吸った時のあのセリフもこの既に死んでいる状態だったことを示唆していた可能性がある。

「お前はもう死んでる、死んでるんだ」とその事実を聞かされ動揺するイーサンを嘲笑するエヴリン。「お前は2度と家族に会えない」となおも嘲笑するもイーサンは持ち前の精神力と愛娘を助けたいという一心から自身を奮い立たせる。

 

イベントが終わると再び場面が変わり目を覚ますイーサン。そこはデュークの馬車の中であった。

ハイゼンベルクとの死闘&ミランダによって力尽き倒れていたイーサンを保護していたのだ。

ローズを救い出すために自分をミランダの元へと連れていってほしいとデュークに頼み込むイーサン。そのことを事前に察していた彼は既にミランダの元へ向かっていた。

「その身体はまるで、朽ちかけているようだ」と心配するデュークにイーサンもまた「お前は何者なんだ?」と問いかける。デューク自身も自分のことはよく知らないようで「私自身も存じかねます」と答える。

 

f:id:biomusae:20210715224549j:plain結局最後まで正体が分からなかったデューク。実はコイツも敵なんじゃないかと疑っていたユーザーも少なくなかった模様

f:id:biomusae:20210715224719j:plainデュークもまたイーサンの正体に気付いているようで最後にこう忠告してくる。これが意味することは・・もう何も言いますまい

 

ミランダが儀式を始めている祭祀場前の聖杯の祭壇まで送られ、馬車を出たらいよいよ操作開始。聖杯の祭壇周辺にはこれまたクリスかまたはデュークが残したと思われる弾薬類と回復薬が配置されているので、回収。

デュークと売買出来るのもこれが最後。持っているトレジャーがあれば全て売り払い、しっかり準備を整えておこう。クリス編で入手した「巨人の結晶槌矛」もちゃんと売却出来る。

おすすめはライフルとマグナムの威力を改造出来るだけ改造し、余った分を地雷とパイプ手榴弾・そして他の性能を改造。余裕があればハンドガンの威力も強化しておくと良い。

最後の取引を終えたデュークは「どうか、お気をつけて」とイーサンを見送り、イーサンも「世話になった」と感謝の意を示す。何だかんだで最後までイーサンの味方であり続けた彼との別れを告げて先へと進んでいく。

 

参道から橋を渡って祭祀場へと向かうのみ。身体が弱っている関係か最初は走ることが出来ないが、ある程度進むと(モロアイカが出現した時点から)走れるようになる。

道中モロアイカが出現するが、そのまま突っ切れば戦わずに済むし邪魔されることもない。倒してもアイテムは一切落とさないので倒すだけ無駄。さっさと先へ進もう。 

f:id:biomusae:20210715224911j:plain立ち止まらずに進めば戦わずに済む。それにしてもこのモロアイカ達は菌根に取り込まれた村人の死体の成れの果てだろうか?

祭祀場に到達するといよいよミランダと最後の決戦を迎えることになる。

儀式を進めついに自分の娘を蘇らせる・・と思いきや、そこに現れたのは赤子のローズ。なぜか自身の力が削り取られていくミランダ。

そこに現れたイーサンを始末するためにミランダはローズを取り込み襲い掛かる。

 

これが正真正銘の最終決戦。本作全ての元凶であり、自分の欲望の為だけに愛娘のローズを連れ去っただけでなく、罪のない村人達を散々利用した挙句用済みとして皆殺しにし、さらには仮にも養子であり自身に仕えてきた仲間であったはずの4貴族達の存在さえも蔑ろにするような発言(セリフから察するにモローの危惧していた通り最終的に用済みとして始末するつもりだったようである)に憤ったイーサンは怒りと共にミランダと対峙する。

「お前だけは許さない・・」

 

ミラン

「子を愛する気持ちはお前にもわかるだろう?私とて同じこと!」

 

やはりラスボスなだけあって強敵。耐久力が減るごとに行動パターンが変化していき、さらに攻撃手段もこれまでのボスとは比べものにならないほど多彩。耐久力も最後なだけあってかなり高く、半端な威力の武器では長期戦必須。

 

各形態ごとに体質・行動パターン・攻撃手段が異なり、主に人型・クモ型・飛行型の3種がある。

開始直後は人型形態から始まり、一定ダメージを受けるごとにクモ型→飛行型に形態を変化させてくる。

ミランダの攻撃の大半は閃光弾を撃ち込むと中断させることが出来るので避けられそうにない時は無理せず閃光弾で怯ませると良い。

 

人型

・基本はゆっくり接近しながら踏み込んでからの引っ叩き2回(たまに3回の時もある)のコンボ・その場に止まって地面を這う菌の塊を放つ(大体2連続でくる)攻撃を使用してくる。

コンボは攻撃時身構える仕草をするので、それが見えたらミランダから視点をずらしつつ距離を取ると回避出来る。大体2発目を空振る音が聞こえたら振り飼ってライフル等で狙撃し、再び近づかれて攻撃モーションに入ったら距離を取って攻撃を繰り返すのが基本。ミランダとの距離が近いと避けきれないので接近されたら回避に専念すること。

菌這い攻撃はその場で動きを止めて撃ち出す動作を見せるので、撃って来る直前の動作を確認したら素早く左右に大きく動いて回避。避けるのが遅れると避けきれずにくらう。

f:id:biomusae:20210715225357j:plainミランダの動きをよく見て構えを取り始めたらすぐに距離を取る。攻撃を欲張り過ぎると避けきれない

 

この形態での戦闘が長引くと地面に姿を消し、菌の木々を生やして中心から菌塊を発生させて全方位に菌弾をばら撒く攻撃を使用してくる。

これは菌の木々に隠れていれば当たらない上にその隙間からパイプ手榴弾を投げつけてやると本体に当たるので攻撃し放題。パイプ手榴弾が残っていれば投げつけてやろう。

 

クモ型

・実は一番危険な形態。攻撃範囲が広い上に一撃も非常に重く、避けづらい攻撃も多い。

前脚をジグザグさせながら接近して前脚で突き刺す・2,3回反復飛びしながら巨体で押しつぶす・高台の上から大ジャンプしてイーサン目がけて押しつぶす3種類の攻撃を使用してくる。

ジグザグ突き刺しは正確にイーサン目がけて接近してくる上に突き刺しの範囲も見た目以上に広いため、距離が近いと避けきれずに食らう。ミランダから距離を取りつつジグザグ接近してきたら左右どちらか広い方に動いて逃げる。攻撃を回避後は隙が出来るので銃撃を数発撃ち込むチャンス。

反復飛びは最も危険な攻撃の一つで、イーサンの位置をほぼ追尾してくるので移動して避けるのが非常に困難。端に陣取って左右に動いたり端でしゃがみながら背を向けていればたまに外れてくることもあるが、食らう時はどうしても食らってしまう。ガードしながら壁沿いを動くかどうしても食らいたくなければ閃光弾を撃ち込むのが無難。

高台からのジャンプ攻撃はイーサンの位置目がけて飛びかかって来るが、高台に上がって飛びかかる寸前に前方へ走っていれば当たらない。避けた後は固まっているミランダに数発撃ち込んでおこう。

 

飛行型

・常に空中を浮遊&動き回りながら突進や菌の光球を撃ち込んでくる。空中を飛び回っている最中は攻撃が当てづらく、突進を食らう要因にもなるので動きを止めるまではとにかく逃げに徹する。

突進と光球はパッと見だと見分けが付き難く、慣れないうちは光球だと思ってミランダに狙いを付けていたら突進を食らってしまったり、突進かと思いきや光球で発射に気付くのが遅れて避けきれない・・なんてことになりがち。

光球の時は事前にミランダが頭上に3つ球を作り出し前方に突進(判定がないので接触しても大丈夫)して背後に回ってから1発ずつまとめて発射してくる。球は事前にハンドガンなどで破壊することが出来る上に撃たれてもあまり追尾しないので左右に走り続けていれば当たらない。グレ炸裂弾なら上手くミランダの中心に撃ち込めれば3つまとめて壊しつつミランダにもダメージを与えることが出来たりもする。

f:id:biomusae:20210715225706j:plainミランダのど真ん中に撃ち込んで菌球ごと爆発に巻き込める。発射寸前までハンドガンやマグナム等で攻撃し、発射モーションに入ったら炸裂弾を撃ち込めば効率よくダメージを与えられる。無論失敗したら光球をモロに受けることになるのでガード準備

突進は2回連続で来た後に光球か追尾性の高い低空突進に移行してくる。見分け方としては光球がないのと突進時は直前に「ふふふっ」と笑い声を上げる&2発目は大きく呼吸をしつつ突っ込んでくるので、最初の笑い声が聞こえたら突進が来ている合図。この時は逃げに徹すること。3回目の低空突進は追尾性が高く避けづらいので回避が難しければ閃光弾で怯ませてしまおう。逆に上手く回避出来れば少しの間地上と低空に停滞するので攻撃のチャンス。

f:id:biomusae:20210715230016j:plain光球時はこんな感じに事前にセリフをしゃべることが多い。ただし「しぶといものだな、吐き気がする!」というセリフが来た場合は突進の合図なので注意

光球発射前と発射後の隙にライフル等で狙撃して地道にダメージを与えていこう。攻撃は連続で来るため体力が少ない時にくらうとそのまま即死まで持って行かれてしまうので、HPが減っていたらすぐに回復薬を使っておこう。

 

飛行形態時にある程度ダメージを受けると「黒き神の怒りを受けるがよい!」or「お前も死んで菌根の中を漂うのだ」or「さあ大いなる菌根よ、我が呼びかけに答えたまえ!」等のセリフと同時に巨大な菌の塊を作り出して撃ち出す行動を取るようになる。

菌塊が完成する前に一定ダメージを与えることが出来ると攻撃を阻止させつつ地上に落下してしばらく棒立ち状態になる。十分に改造したハンドガンやライフル(フル改造かその手前辺りまで強化しているのが望ましい)ならしっかり狙えば十分間に合う。

もし攻撃を阻止出来なかった場合は即死にはならないが、特大ダメージを受けてしまう。マグナムなどを使ってでも全力で阻止しよう。

f:id:biomusae:20210715230222j:plainHC以下なら威力を十分に強化したハンドガンでも阻止出来る。とにかく攻撃を止めないように

 

菌塊攻撃後は地面に潜って周辺を真っ暗にした状態で奇襲をかけるブラックアウト攻撃を仕掛けてくる。これはミランダが姿を現した時に攻撃を数発当てることで元の状態に戻すことが出来る他、閃光弾を使うことで一発で暗闇状態を解除することが出来る。

またこの時は地雷によるダメージが通常よりも増すので、ミランダが地面に潜ったらすぐに地雷を複数設置(しゃがみながら設置するとより早く設置出来る)して後退しておけば自分から踏みに来て大ダメージを食らってくれるのでおすすめ。

f:id:biomusae:20210715230545j:plain攻撃してくるまで間があるのでその隙に地雷を置きまくる。前に出ると地雷を踏む前にこっちが食らってしまうので注意

 

ブラックアウトを解除後は確定で菌弾ばらまき攻撃を確定で使用してくる。前途の通り菌の木々に隠れていれば当たらないし、パイプ手榴弾なら木に遮られることなく投げつけることが出来るので攻撃し放題。ありったけのパイプ手榴弾を投げつけて一気にダメージを与えておきたい。

 

f:id:biomusae:20210715231002j:plain榴弾を投げて投げて投げまくれ!スクラップBが残っていればそれらも惜しまず使って作ってしまおう

これ以降はランダムで3形態のうちいずれかに変化させながら攻撃してくる他、新たに真ん中に立って菌の木々を周辺に発生させる攻撃も使ってくるようになる。この攻撃は予備動作が分かりづらく避けるのが困難。一応木の生えない位置に立てば当たらないが、咄嗟に対応するのはやはり難しい。

「もうこんな村どうでもよいわ」・「村人も新たな4人の子供も、我が孤独を埋めることはなかった」というセリフを言うようになってきたらミランダも瀕死に近づいてきている状態なので、マグナムが残っていれば惜しみなく使って戦闘が長引く前に一気にケリを付けてしまいたい。

 

f:id:biomusae:20210715231111j:plain戦闘中時折地面に各種弾薬がランダムに落ちている時があり、拾うことが出来る。しかし誰が落としているんだろう?どこから出てくるんだろう?

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f:id:biomusae:20210715231541j:plain菌根によって人格が歪んでしまったことを哀れむ一方で誰も孤独を埋めてくれなかったという心の内を話した際には「お前は誰も愛せやしないんだ!」と厳しく非難している。娘以外には全く無関心かつ使い捨ての道具としか見ていなかったのだから当然である。愛する娘を救えなかったという同情出来そうな要素も戦闘中の傲慢かつ身勝手極まりないセリフの数々がキャラ性を台無しにしているようにも思えてしまう

 

ミランダの耐久力を瀕死の状態まで減らすとイベントシーンに入り、イーサンを引き寄せて菌塊で押しつぶそうとしたり引っ叩こうとする動作に入るが、この時なんでもいいので銃器を装備して(ちゃんとショートカットから装備し直さないといけない点に注意)R2でひたすら撃ち続けることで攻撃を阻止しつつミランダにダメージを与えていくことが出来る。攻撃のタイミングが悪かったり連射が遅いと食らってしまうこともあるが、ひたすら連射していればほぼ倒れてくれる実質的なトドメイベント。

なおもあがこうとするミランダに今度こそ引導を渡してやろう。

f:id:biomusae:20210715232306j:plain使う武器はどの武器でもよく、弾薬は一切消費しない。連射系の武器の方が攻撃を阻止しやすい攻撃は4回来る。

 

死闘の末にイーサンに敗れたミランダは自分の愛娘の名を叫びつつ身体が石灰化して崩壊。娘を蘇らせるために費やしてきた100年以上もの生涯に幕を下ろすこととなった。

なお、ミランダは倒しても遺骸やトレジャー品は一切落とさない。単に設定し忘れたか(または意図して設定しなかった)ミランダ自身は1LEIの価値もない存在だったのか不明だが、引き継ぎありの本作では非常に味気ない感じは否めない(4のサドラーでさえ最後は10万ペセタ落としてくれたのに・・)

崩れたミランダの身体から泣きながら姿を見せるローズ。すかさず愛娘を抱きかかえるイーサンはようやく我が子を無事に救出することが出来たが・・・

f:id:biomusae:20210715232455j:plain愛娘のローズを抱きかかえるイーサン。だが同時に・・・

 

このあとのエンディングは是非自らの目で確かめて欲しい。

 

ミランダ戦

youtu.be

威力を中心にカスタマイズした武器でゴリ押し。反復飛びは避け方がよく分からない・・ 

 

これにてバイオヴィレッジHCプレイは終了。いよいよそれよりもさらに難しい最高難易度の「ヴィレッジオブシャドウ(略してVOS)」プレイ日記を進めていく。ここまで書くのに結構時間かけてしまった。どうしても長文になってしまうクセは抜けないようだ・・

 

実はもうすでにNGVOS(ニューゲームスタート&特典アイテム未使用のヴィレッジオブシャドウプレイ)は4週ほどしている。発売から2か月以上経って今攻略としての需要はないと思いつつも書き残したい気持ちはあるので、次回もVOSプレイ日記として続けていく。