シーズン26を統べる6英雄達
3月13日より開幕したシーズン26。今シーズンもよろしくお願い致します。
しかし、今シーズンは前期と比べると姿の見えなくなった方も散見されるような印象があり、早くも少し寂しい雰囲気が漂い始めているような感覚を覚えている。何というか活気のようなものが全体的に薄まっているような感じがする。私の気のせいならいいのだが…
そしてそんなシーズン26を代表する英雄達が以下の6名。
https://www.haoden.jp/202503_dskc.html
黒時空=シバの女王 出自:古代
陣形=極車掛
今期で2度目の代表英雄に選抜された、旧聖書に登場する王国「シバ王国」の女王ことシバの女王。今期の女性枠の一人。
前期の「ワイルドビル」と似たような性能を持ち、戦闘力が特に高い英雄5名に対して効果が大きくなるよう狙い定めてくれるので、強豪相手に対して大変心強い。効果が2軍対象なので、ソロ連合や援軍の入っていないソロ本営戦でも有利に働いてくれるのも強み。
装備品強化は、他の強化スキルと比べると総合的に見劣りしがちだが、強化倍率が他の装備品強化スキルと比べてもかなり高めで、しかもそちらも自軍2軍が対象になるため、効果範囲も考慮するとトップクラスの強化倍率を誇る。
攻防どちらで運用しても強力で、ソロ連での攻めにも防衛にも打ってつけな性能となっており、強い英雄と言って差し支えない。
陣形はクセが少ない代わりに有利も取りづらい車掛だが、本人が中衛適性SSなので他に強力な極陣形を所持していないうちは総大将としても運用も選択肢に入ると思う。
藍時空=坂本龍馬 出自:幕末
陣形=極握奇
初期シーズンから登場している説明不要の土佐藩士こと「坂本龍馬」。約12年ぶり(?)に代表英雄に再選抜。今回のイラストは銃を所持した姿で描かれている。
自軍一軍の兵数増加(江戸と幕末出自の英雄は効果UP)と天空+一軍第二の生命といった感じの性能。
兵の増加倍率は通常でも200越え・江戸と幕末なら最大270%と前期のトトメスをも凌ぐ高い倍率を誇る。同時に付いている疲労軽減&怪我回避も天空スキル枠が浮く・怪我の回避も地味ながら便利と何だかんだで役立つ。
上記のように性能自体は十分強い部類に入る英雄ではあるのだが、他の6英雄達と比べるといかんせんパンチに欠けるような印象も否めない。インフレ渦が続く現状では、高倍率化の進む攻防力UP系や軽減系と比べると、兵増加系は総合的に見劣りしているように見られることも多い。また、幕末出自はまだしも江戸出自の英雄は数が少なくインフレ渦に対抗出来る性能を持つ者も非常に少ないので、せっかくの江戸・幕末優遇効果はあまり活かせない可能性も高い。
また、所持陣形は極握奇と陣形自体は割と有用だが、肝心の本人の中衛適性はSで最も高い適性はSSという嚙み合わなさも何とももどかしい気分にさせられる(まぁスキル効果の重要度が圧倒的な時空覇王伝ではそんなに気にするほどでもないが…)
強いことは強いが、地味な感じも否めない英雄と言った印象。兵数増加効果を活かすためにも陣形スキルを多めに移植してカバーしたい所。
敷居は高いが、覚醒坂本龍馬のスキルを移植出来れば使い勝手はかなり良くなるので、主力運用を検討している場合は挑戦してみるのも良い選択肢になるかもしれない。いずれも全軍発動1つ制限がついていないので、連合での複数も可能な点もありがたい所。
黄時空=ネフェルティティ 出自:美女
陣形=極集密
上記の龍馬と同じく3度目の選抜となったエジプト3大美女の一人「ネフェルティティ」。今期の女性英雄及び美女枠。
(他二人はクレオパトラとネフェルタリ)念のため言っておくと「ネフェルタリ」ではない。「ネフェルティティ」である。ぱっと見だと誤解する可能性もないとは言い切れないので一応。
インフレ渦が進み、スキルの効果も高倍率化が進んでいる現状でそれらのスキルをさらに強化出来る効果は見た目以上に強力。強化倍率こそ1.5倍と先の「ブリュンヒルド」や「ジェームズクック」等と比べて若干劣るものの、こちらは効果範囲がなんと全軍。強力な攻防力強化スキルを多数持っていればいるほどその効果は計り知れないものになり、連合軍の多い大軍であればあるほど効果は絶大。
同時に付いている負のスキル回避効果も同効果のユニークスキルはまだ少なく、対処が困難な裏切り系などにも対応できる希少価値の高い性能であり、有用性は高い。対象人数が3名と少な目なのが難点だが、上記のスキル強化とのバランス調整所以か…
スキル効果は上記の通り間違いなく強力だが、それを活かすにもやはり強力な攻防強化効果を持つユニークスキルを所持した英雄達を多数揃えるのが前提となってくる。そのため、それらの強力な英雄を揃えていれば無類の性能を誇るが、逆に揃っていなければ見た目ほど効果を発揮出来ない可能性が高いため、戦力が充実していないうちはイマイチ強さを実感出来ないかもしれない。
また、全軍一つ発動制限付きなので、連合軍等で運用する際はその点にも留意しておかないと肝心なところで発動出来ずにモロに負のスキルを受けてしまう事態にもなりかねない。
陣形は相変わらず癖の強い極集密だが、本人の適正は中衛なので、集密で頭を組む際には重宝する。集密効果を活かす場合中衛強化倍率が非常に高い夏候惇等と運用出来ればより強力。
赤時空=孫子 出自:学者
陣形=極錐形
今期で2度目の選抜かつ前シーズンで覚醒化されたばかりの「孫子」。軍人のようなイラストだが、出自は学者。
攻撃力の増加倍率が200越えと非常に高く、前衛はさらに効果が高くなる。1軍でも十分なほどの強化倍率なのに、何とそれが2軍対象という見ただけでも「強い」と思わせられる性能。実際ソロ連で運用しようものなら実質的な効果はその倍以上にもなる。
そこに戦闘前と戦闘中損失を軽減する効果までついており、しかもそちらも効果が2軍対象。
覚醒孫堅のスキル効果倍率を若干落とした代わりに効果範囲を2軍に拡張させてより強力にしたような性能となっており、1軍で使っても十分強いがソロ連合等で運用すればさらに強くなるというまさにソロ連向けな性能とも言える。
また、前衛には効果が最大270%になるのだが、孫子本人の所持陣形が極錐形かつ前衛がSSとまさに攻撃で使えと言わんばかりに噛みあっているのも大きい。
前述の通り旧孫子が覚醒対応となり、そちらのスキルを移植可能(勿論逆も)であるため、移植に成功すれば山川移動速度UP&自軍全軍の兵数UP&敵一軍の兵損失増まで付いた凄まじい性能持ちとなる。失敗のリスクはあれど成功時のリターンが極めて大きいので狙う価値はある。
一応の欠点としては強化されるのが攻撃力のみなので、防衛には向かない点くらい。攻撃軍に特化させれ6英雄中は無論、全体を通しても屈指の性能を誇る強豪英雄と言ってもいいと思う。
灰時空=ルイ・ニコラ・ダヴー 出自:西洋中世
陣形=極七星
今シーズンで初登場となった新英雄「ルイ・ニコラ・ダヴ―」。ナポレオン戦争期において活躍したフランスの軍人であり、その将軍の中でも特に優秀な人物だったとのこと。
防御力強化が文句無しに高い200%越えで、さらに西洋中世の英雄ならば約1.6倍の300%越えになり、「ルイ」本人の出自も西洋中世なので、当然適用対象となっている。。これだけでも防衛向けとして非常に強力だが、この倍率でなんと適用範囲が自軍全軍という前々期のネフェルタリや前期に登場した二郎神さえ凌駕する性能となっている。
さらに戦闘後に損失した兵を最大で50%復活させる効果まで付いており、継続戦闘が行いやすくなるため長期戦に強く、兵を補充出来ない防衛援軍などでは特に恩恵が大きい。
上記の孫氏が攻撃向けならこちらは防御向けと言える性能。防衛戦では是非とも欲しい英雄の一人。
ただ、西洋中世英雄は全体的にどちらかと言えば攻撃向けのユニーク性能を持つものが多く・攻撃隊として起用されやすい関係で上記の西洋中世出自優遇効果は活かしにくい感は否めない。
比較的新しい「ローゼンクロイツ」・「コンスタンティン3世」・「S25版ジークフリート」辺りは強力で防衛でも問題なく活躍出来る性能なので、もし西洋中世効果を活かす場合はそれらの西洋中世英雄を優先的に防衛戦に起用させたい所。とはいえ、いずれも現在では入手困難で、それらを揃えることが出来そうになければ無理に活用せずに「ルイ」のみの特典として割り切るのもありかもしれない。
紫時空=阿修羅 出自:神話
陣形=極鈎行
上記の「ルイ」と共に時空覇王伝初参戦となった、言わずと知れたヒンドゥ教の神「阿修羅」。仏教などに詳しくない人でもまず聞いたことがあるであろうほど有名なインド神話の鬼神。
今期の山川越え速度UP担当。一軍の陣形力の強化倍率は苛烈陣形や甲殻陣形よりも少し強い陣形強化スキルが全員にかかると思えばなかなか強力。
敵一軍への戦前損失ダメージ倍率も最大52.5%とやや物足りなさを感じてしまいがちなものの、低い数値でもない。
陣形強化倍率は低くないが、突出して高いわけでもない・戦前損失ダメージは対抗策が充実しているサーバー等では通じにくいなど、他の上記5英雄達と比べると明らかに効果が地味・貧相な印象を受けかねない性能で、他が強化倍率と効果範囲がインフレ渦に合わせたような性能になっている中で、「阿修羅」本人のユニーク性能は白英雄としては割と標準的な数値に落ち着いている。
そのため、6英雄の中でぱっと見では見劣りしがちで過小評価されかねない印象があるが、逆に言えば他の5英雄と比べてスキル自体にクセがなく、どれもついていれば便利な効果を持っており、さらに陣形スキルが攻撃やNPC戦で極めて使い易い鈎行ということもあり、特に新規ワールドや移動系スキルを持っていない人にとっては大変使い勝手の良い性能に仕上がっている。
もし手に入れることが出来れば、優秀な対NPC&探索隊・暗黒消化・攻撃部隊などの総大将としての活躍が期待出来る。速度UP多めに付けて速度特化にするも良し、咄嗟の援軍送りにも対応するためにワープを付けてさらに柔軟に対応できるようにするも良し。
近年のインフレ渦に合わせてかどうかは定かではないが、全体的に見てユニーク性能はかなり強力なラインナップに仕上がっている今期の6英雄達。効果倍率が高くなっているだけでなく、スキルの効果範囲も複数軍適用のものも多くなっているのも特徴。
強さ的には「孫子」>「ルイ」>>「ネフェルティティ」>「シバの女王」>>>「坂本龍馬」>>「阿修羅」というのが今のところの第一印象。
今期で特に強いと思われる英雄は、孫子とルイの2名だろうか。攻撃では「孫子」・防御では「ルイ」とその強化倍率の高さと適用範囲の広さからユニークスキル全体を通しても明らかに強力でトップクラスの性能を持っていると言っても過言ではない。さらに「孫子」は前期で覚醒化したばかりであり、それの移植に成功すればもはや攻撃面では手が付けられない。
次点でネフェルティティとシバの女王の女性陣だろうか。上記のように前者はクセがやや強め・後者は効果倍率が上記の「孫子」と「ルイ」に比べると見劣りしがちではあるものの、今期で十分主力を張れるだけのポテンシャルは秘めている性能だと思う。
兵数増加効果が冷遇気味の「坂本龍馬」は上記の4名から一歩譲る印象。覚醒龍馬のスキル移植に成功すれば評価UPの可能性もあるが、やはり地味さから特段強いという印象はあまり得られないかもしれない。
そして、「阿修羅」は扱いやすい代わりに性能面は6英雄中控えめで他の5人と比べると性能面では差を開けられてしまっているような印象があるのが正直なところ。ユニークと陣形の使い勝手は良いのだが…
いずれにしても今期も極端に弱い英雄はほぼおらず、どれを引いても戦力UPに貢献してくれるだけの性能は持っていると思う。ただ、彼らに限らずコスト9がジワジワと響いてしまい、コストUPを利用しない場合はコスト枠不足に悩まされる機会も今まで以上に増えてくるだろう。
私としては「ネフェルティティ」・「孫子」・「ルイ」を狙えたら狙いたい所。どれも加入してくれれば大きな戦力UP に繋がるからだ。
そして、今期も溜め込んできた王者券を使った覇者一斉召喚祭を開始。サブワールドでは残念ながら全て不発。誰も仲間になってくれませんでした。
その分一人、いや二人くらい加入してくれたら嬉しいのだが、果たしてどうなることやら?
総合がなかったので、前期と比べ20枚以上少ない77枚。本当ここで一人も出なかったらそれだけでモチベーションは大きく低下する。一人でもいいから来てほしい…
そして一斉召喚開始!
結果は…
あ!?
・
・
フィニッシュです。
「シバの女王」のみ加入してくれました。まぁでも一人でも仲間入りしてくれれば嬉しいです。3%だもの。100枚分(33回分)使っても一人も出ないこともザラなんだし、出てくれただけでもここは良しとします。
そして特別召喚も5回分=15000円分を利用。しかし、結果は無情にも4回目の時点で白0という結果に…それでも最後の望みをかけて引いた5回目でようやくもう一人加入してくれました。それが…
最後の最後でネフェルティティ嬢が仲間入りしてくれました。15000円分の損失はやはりショックが大きかったものの、そんな憂鬱な状態を見かねた女性陣二人に慰められたような結果となりました。
でもネフェルティティは欲しい英雄の一人だったので良しとする。良い機会なので、持て余していた初期ネフェルティティを使ってスキル移植に挑戦してみました。ウロボロス5枚+DC50は痛い出費だが、初期のネフェルティティは再召喚倉庫でずっと眠っていて使い道に困っていたところだったので丁度良い機会と思い挑戦。
そして・・・
無事成功!!
天空に全体化第二の生命は地味ながら大きいです
欧州無双の移植にも成功。攻撃向けに育成が整い次第運用していく予定。なお、最初に加入してくれたシバの女王は防衛向けにしようか攻防両用にするか悩ましい。ビルと被るし、防衛にしようかな~でもコストが…
特別召喚がやや残念な結果になってしまったし、今年は二連続で凶を突きつけられたので、男性陣四名はもう加入してくれないんじゃないかと半ば諦めモードに入ってる。孫子とルイは欲しかったが、ご縁無しに終わってしまうのか…