シーズン25を統べる6英雄達
シーズン25がついに開幕。今シーズンもよろしくお願いいたします。
今回は前期と違って、時間のかかる&必要資材の多い施設の建築を前シーズン中に終えていたため、序盤から資材不足に悩まされることのないスタートを切ることが出来た。私の場合クエスト報酬のために、大体シーズン終了1,2か月前辺りから時空エリアを一つ削除し(大抵回復エリア)取り直し→クエスト受注報酬入手→わざと削除→4つ分入手したら削除した領地の再開発という流れを組んでいる。報酬は特金数枚程度だが、貰えるものは貰っておかないと勿体ないからね。
とまぁ前置きはこの辺にして、今シーズンを統べるのは以下の6名の英雄達。
https://www.haoden.jp/202409_dskc.html
陣形=極臥龍
2度目の代表6英雄に抜擢された説明不要の猛将呂布。
便利な山川越え速度アップ担当枠。一軍の陣形力強化に加えて戦闘後に敵一軍の兵消失効果まで付いている。
陣形力の効果は具体的には明かされていないものの影響力は強く、一軍に苛烈・甲殻以上の陣形力強化が加わると思えばやはり強力。兵消失効果に関しても、効果と消失倍率は前期に追加された白英雄「オスカー」と同等だが、そちらが発動条件が敗北時のみと限定されているのに対し、呂布の方は勝敗に関係なく発動するのが嬉しい。
所持陣形が攻撃時に扱いやすく、錐形・竜渦の天敵である「臥龍」であり、さらに呂布自身の前衛適性もSSなので、総大将としても適任。尖った性能こそないものの、先述の山川越え速度UP効果(速度上昇倍率も50%と高め)も相まって使い易い英雄と言って良いと思う。
なお、今期で実装された新要素「スキル移植(同名の白英雄のスキルを移植出来る)」の恩恵を特に受けやすい英雄の一人で、前期の呂布を被り等で持っているのであれば挑戦してみるのも悪くない。成功すれば上記のユニーク性能に加えて攻撃力500%UP&2回攻撃という攻撃面で凄まじい性能を誇るようになる。
ただし、移植成功率は100%には出来ず(ウロボロス5枚使っても最大65%・そこにDC合成を加えることで+10%=最大75%)失敗すれば当然素材カードは消えるのでよく考えてから行った方が良いかも。
余談だが、今回の呂布のイラストを担当されたイラストレーターは前期の「呂布」と同じ方。
藍時空=北条氏政 出自:戦国
陣形=極握奇
今シーズン初デビューかつ6英雄の一人に抜擢された「北条氏康」公の息子「北条氏政」
敵全軍の中で最も強い英雄の陣形力と同じになるという「敵戦力同等化」系スキルの陣形版とも言うべき性能。そこに1軍の装備品効果強化まで付いている。
前述のように陣形力による影響は強いものの、インフレ化が進む現在では陣形力だけでどこまで戦況に影響が出るかは正直予想しがたい点がある。似たような効果である「敵戦力同等化(北条政子・鈴鹿御前等)」のスキルと比べても前者が陣形力と明記されているのに対して、後者は「一番強い的英雄と同じ戦力」としか書かれておらず、そういった曖昧さからも強いのか弱いのかよくわからない感が否めない。この辺は要運営へ問い合わせ案件だろうか。
装備品強化効果もインフレ化が進行し続けている現在だとその影響力は相対的に小さくなっていると言わざるを得ないのも残念な所。スキルの強化倍率は日に日に増しているのに対し、武防具の数値は未だに変わっていない・新しい装備品等もほぼ未実装だからだ。
他の6英雄達と比べると少々過小評価されがちな印象の北条氏政。陣形力同等化の影響力次第だろうか。それでも陣形が「極握奇」かつ中衛適性がSSなので、握奇で組む際の総大将としては扱いやすい。もし加入したら総大将メインの運用を検討するのも良いと思う。
黄時空=アルテミス 出自:神話
陣形=極偃月
今期に入って白英雄化を果たした太陽と月素材月の女神「アルテミス」弓矢を構えた凛々しいイラストが目を引く今期の女性英雄枠の一人。
敵一軍への戦前損失&自軍全軍の戦前損失軽減効果という戦前損失特化の性能。早い話が装備品強化の代わりに全軍戦前損失軽減効果が付いた白「ビリー・ザ・キッド」
戦前損失自体は前述のビリー等多くの戦前損失系スキル持ちの白英雄達と同じく最大でも60%で、一軍へのダメージとしてそこそこ強力。しかし、戦前損失軽減効果を持つユニークスキルの増加に伴って対処されやすくなってきているので、戦前損失対策の多い相手だとあまり効果を発揮出来ないことも高い。
むしろ重要だと思うのが、戦前損失軽減効果の方。こちらの軽減倍率は最大でも67.5%とそれなりだが、対象範囲が全軍であるという点を考慮すればその効果は数値以上。前述の一軍への戦前損失スキルや全軍・複数軍に拡散する戦前損失(妖術含む)持ちの英雄が次々と実装されてきている中でそれらのダメージを全軍対象で軽減してくれるのはやはり有難いものである。
とはいえ、現在では「ヴリトラ(インドラ込み)」・「ガウェイン卿」等と言った戦前損失軽減効果さえ貫通してくる凶悪な戦前損失スキルを持つ英雄も存在し、且つそれらを所持しているユーザーも増えてきているので、過信はやはり禁物。それでも戦闘時に上記の貫通効果の乗っていない戦前損失系のダメージを減らせるという点では、特に大本営や4軍以上の大連合時ほどその恩恵を受けることが出来るだろう。
総合的には近年の白英雄達と比べると地味で平凡な印象は否めず、対戦相手の戦前損失の有無によって評価が大きく変わりそうな英雄。対戦前損失向けとして起用する場合はコスト9が後々響く可能性もある。
前述のユニーク性能から防衛の方が真価を発揮しやすそうだが、本人の陣形はやや癖はあるものの攻撃向けの偃月かつ中衛がSS・速度適性もSという点を考慮すると攻撃面で運用するのも悪くはないと思う。その場合出来るだけ上記のユニーク性能を活かすために連合軍で運用したいところ。
赤時空=ワルキューレ 出自:美女
陣形=極錐形
前述のアルテミスと同じく白英雄化を果たした戦乙女の「ワルキューレ」。本シーズンの美女枠。
自軍の攻防力UPに強化版天空&一軍怪我回避という、初期シーズンの女性英雄達のユニークに戦力強化スキルを付けたような実にシンプルな性能。
攻防力の強化倍率が最大200%越えと高く、デフォで天空効果を所持しているので「天空の音楽」分のスキル枠が浮くという点で汎用性が高い。強化倍率自体は前期のガラハッドには劣るものの、こちらは防御力も対象なので防衛でも使えるという点では汎用性では勝っている。天空効果も通常の「天空の音楽」より効果が高く、さらに一軍の怪我まで回避出来る点も地味ながら大きい。
上記のようにシンプルながらも非常に使い易い性能なのだが、これまでの攻防力強化系英雄達と比べるとイマイチパンチが足りない印象が否めない。攻防力強化倍率自体は確かに高いものの、全軍拡散(重複発動時は除く)&確率で効力倍化していた「カリギュラ」・倍率は僅かに劣るも複数軍拡散の英雄(ぬらりひょんや李典等)・ほぼ同倍率且つ城郭効果を無効に出来た「足利尊氏」等と比べるとどうしても見劣りしてしまう。
とはいえ、彼女には上記のように天空枠が不要かつ全軍一つ発動制限もないため、扱いやすさという点では性能的に決して劣っていない。陣形が攻めに扱いやすい錐形かつ前衛SSなので総大将としても活躍出来る。総じて活躍の幅は広いと言っても良いと思う。
灰時空=ワイルド・ビル・ヒコック 出自:米来世
陣形=極鈎行
今シーズンで初参戦を果たした新規英雄ガンマン。前期のリンゴに次ぐ米中世枠。
敵2軍の攻防力の弱化と相手スキル15個無効という前期の「みんなでセット召喚」限定英雄「コンスタンティン3世」と白「ソロモン」のスキルを合わせたような性能。
戦力弱化効果を相手2軍に発揮出来るという前期で出たばかりのみんなでセット産英雄とほぼ同等の効果を持っており、しかも減少倍率はこちらの方が高い。戦力弱化系は敵が強いほど効果が大きくなるし、それが2軍に適用されるので対ソロ連合や2軍以上入れている本営戦では心強い。
相手のスキルをランダムに無効化出来る効果はソロモン以上で15個も無効化出来る。しかし、無効化回避対策が容易(無論初心者はその限りではないが)かつ充実している現在では(ワールドにもよるが)こちらの効果は発揮出来ないことも多い。それでも15個かつ無効化回避が発動していなければいくつかはヒットしてくれることもあるだろうし、当たれば大きい効果であることは確か。
白「ソロモン」の完全上位互換かつ「コンスタンティン3世」を補助寄りにした性能と見て良いと思う。さらに陣形が非常に使い易い「鈎行」であり、本人の適正も中衛SSなので総大将起用として打ってつけ。総合的な性能面では6英雄の中でもトップクラスと言えるかもしれない。
紫時空=トトメス 出自:古代
陣形=極集密
上記のビルと同じく今期で初参戦を果たした代6ファラオの「トトメス3世」。アトゥムのような今期の古代枠。
自軍の兵数増加(前衛は効果が高め)かつ戦後の兵損失を回復させるという兵数に依存したスキル性能。兵の増加倍率は一軍対象ではあるものの、全体から見てもトップクラスに高い(特定出自の英雄の兵数大幅増系スキルよりも高い)兵増加系は陣形力強化系と相性が良いため、一軍(または複数軍)の陣形力を強化出来る英雄達と起用出来ればかなり強力。
また、戦後の兵回復倍率もこれまた全体を見ても数値だけならトップクラスに高い。天才性を高めればその効果は最終的に90%越えにもなるため、兵の損失を大きく抑えられるようになり、精鋭傭兵がなくても継続戦闘しやすい(兵の補充が出来ない援軍だと恩恵が大きい)時空戦以外でも戦前損失ダメージが激しくなる後半の制覇戦・デイリー探索でも兵の損失を極端に減らせるのでNPC戦でも大変ありがたい効果。
兵復活効果も確かに兵の損失を大きく減らすことが出来て便利なのだが、戦闘時の兵損失そのものを軽減するわけではないため、損失分のポイントはそのまま相手に入ってしまう。そのため防衛戦などで延々と戦い続けていくうちに気付けば相手に多数のポイントを与えてしまい、それで逆転されてしまうケースもあり得るので特に援軍での運用時には注意。
何気に無効化回避効果が付いていないため、無効化回避スキルなどで対処しないとニコラテスラやアリストテレス・上記のビルのスキルで阻止されてしまう点には一応留意しておく必要がある。その代わり全軍一つ発動制限もないので、他ユーザーとの重複発動もする。
陣形は扱いづらい上位陣形の代表ともいえる「集密」。だが、トトメス本人が中衛適性SS・中衛が7人という点から特定の衛のみ効力を発揮したり効果が増すタイプのスキルとの相性が非常に良い。前期で出てた「ヨハン・ファウスト」や中衛の戦力を大幅に強化出来る「夏候惇」等と特に相性が良い。ここに兵増加系スキルを強化出来る「郭嘉」が入れば鬼に金棒状態。組み合わせ次第で特に強さが変動するタイプと言えるだろう。
全体的に見るとパッと見は強そうに見えてもよく見ると実は見た目ほど強いわけでもないという感じの印象。スキル効果をよく見てみるとインフレ化し続けている現在の視点から見たら今一歩な性能だったり強豪へ対抗出来そうな性能を持っているわけでもなかったりする。
私は最初今期の6英雄達を見て「何か良そうじゃない?」と第一印象は良かったのだが、周りの方達が「今期の6英雄は微妙」・「王者は来期に回した方がいいんじゃない?」等さほどよろしくない評価を下されているのを見ていて、改めてよく見直してみると「よくよく考えたらそうかも…」と少し前まで思うようになっていた。
今期で特に性能面で強いと思うのが灰の「ワイルド・ビル・ヒコック」だろうか。散々述べた通りユニークスキルがほぼ「コンスタンティン3世」と同等性能(総合的には後者の方が上か?)かつ陣形スキルが最も使い易い鈎行持ちな点が大きい。
あとは汎用性と扱いやすさが光る呂布・ワルキューレ、倍率が強力かつ組み合わせ次第で強さを発揮出来るトトメス3世がほぼ同位と言った感じだろうか。
スキルの性能的に強いのか弱いのかイマイチわかりづらい北条氏政・陣形が扱いづらくユニーク性能も(近年では)平凡なアルテミス辺りは上記の4名から一歩譲るというのが私的な印象。
総評としては上記の通りユニーク性能は壊れと言えるような性能の持ち主はほぼおらず、ビルが他より性能面で優遇されてるかな?というくらい。とはいえ、戦力面でユーザー達から求められているものが大きすぎるだけで(戦前損失が極悪化・止まることなき強化倍率のインフレ化)今期の6英雄達も決して弱いわけではない。純粋に白英雄として見たら十分強い(氏政とアルテミスが少々微妙だが)
また、今回注目すべきはユニークよりもむしろ陣形の方だと思ってる。前期に追加された極陣形は全て揃っており、さらに全員が大将配置の衛適性がSSなので、そのまま大将として扱っていけるのが前期までとの大きな違い(前期以前は適性衛と所持陣形がかみ合わないようなステータス設定が少なくなかった)そのため、前期で上位陣形(握奇・鈎行・集密・臥龍)持ちの英雄を引くことが出来ずに未所持の人にとっては待望の極陣形持ち英雄達である。先述の通り全員が所持陣形と適性衛SSとかみ合っているのもまた大きい。
故に極陣形狙いで狙ってみるのも良い選択肢だと言える。女性陣は兎も角、男性陣は現時点で貴重な上位極陣形持ちなので、しばらくの間は重宝するはず(特にビル)
そんな私も極陣形狙いで、持っていた王者分・そして奮発して特別召喚5回分を引くことにした。
総合した関係で今回は103枚と初の100枚越えを達成した。今期の英雄は微妙という声を聞いて一瞬引くのを躊躇ったものの、それでもシーズン開始直後は貯めていた王者を全て使い切るのが私のポリシー。
それでは、まず覇者一斉開封開始!
いいね~
かなり幸先が良い。これはもしかしたら…!?
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最後の最後でもう一人来てくれました。出来ればビルが良かったんですが…
前期で覇者から一人も出なかった反動か、今回は3人も加入してくれた(まぁ被ったので実際は二人)被ったとはいえ一人でも覇者から出てきてくれればテンションは大きく上がるし、純粋に嬉しい。今期のモチベーションはここで左右されると言っても過言ではないくらい。
当たりが3回出てくれたので、これはもしかしたら4,5人加入してくれる可能性もあるかも?と淡い期待と共に特別召喚の方も5回分回すことにした。先述の通り極陣形が欲しかったのと今期も課金の頻度は減ると見越しての判断。
しかし現実は非情だった。
5回分引いて4回分は白0という直後に課金したことを後悔してしまう有様。これが課金ガチャなのだ。ガチャは非情なのだ。そして最後の5回目を引いたのだが、最後の最後で願いが通じたのか白が2枚同時に出てきてくれた。…覇者で出たワルキューレと呂布が。
何このじらすような展開。白が出てくれるだけでも十分有難く思うべきことだということは理解しているも、なぜここで寄りによって2枚とも被ってしまうのか。まるで嫌がらせをされているかのような気分。当然ながら他の英雄にできれば出てきて欲しかったので、2枚ともチェンジすることに。出費1000円分が結構痛い。その結果…
呂布をチェンジし、アルテミスが加入。6英雄の中では特に微妙という評価をされがちな彼女だが、私的にはイラスト面でひとまず当たり。画像は既にスキル合成作業で付けた後でクエ消化のためにレベル上げも一段階終えている(カードで無理矢理上げた)
そして最後にチェンジしたワルキューレに代わって出てきたのは…
またか!
何と3度目の被りとなった呂布だったという。ワルキューレと呂布が3度も被るという別の意味が先が思いやられるような結果となってしまった。何か二人とも課金ガチャで毎回被りそうで早くも怖いんですが(特に呂布。孫策と劉備の例があるので…)
結局、一番狙っていたビルの加入は叶わなかった。シーズン開始時に加入してくれたのは女性陣2名と呂布という結果となった。女性陣はこちらの願いの応えてくれることも多いようで割と好感が持てる。このまま残りの3人は誰も加入しないまま終わるか、それともあと一人くらいは加入してくれるか。ガチャ自体は少々モヤモヤした結果にはなったものの、加入してくれた面々は欲しいと思っていた方々だったので面子自体に不満はないです。